下手ながら楽しんで絵を描くのが好きです。

私は幼い頃から、絵を描くのが大好きな子供でした。

それはたぶん、母が昔学生の頃に「漫画家」を目指していたことも、影響していると思います。

突然ですが、私は幼い時に祖母の家に住まわせてもらっていました。

そこは今で言う田舎で、近所に私以外の子供がいないほど高齢化が進んでいた地域。

遊ぶ友達を求めて、真新しい自転車に跨がって、よく一人で遠くまで遊びにいっていた記憶があるほど、子供がいませんでした。

そして一人っ子でいとこも居ない、話す相手といったらお婆ちゃんやお爺ちゃん。

友達の元に遊びにいくのが、段々めんどくさくなってきていた私は、ある時祖母の家にある小屋に行きました。

そこには、母が集めたのだろう漫画や小説が詰まった本棚が一つ。

当然、小学3年生の好奇心は「本棚」に向かいました。

自分で漫画を買ったりしたことが無かったので、それが初めての「本」

自分の好みの絵柄である漫画本を探して、字が読めなくてもキャラクターの表情などで状況を把握したりして、どんどん漫画の世界にのめり込んでいきました。

勝手に人の物を触っているという背徳感があったので、ちょっとドキドキしていた記憶があります。

そうしている内に、大体の漫画を読み漁ってしまって、好みの漫画を探して本棚をゴソゴソしているうちに…見つけました。

明らかに漫画じゃない、でも絵が凄く綺麗で細かく描き込まれているノートを。

そこに並ぶ漫画本の絵と並ぶ、それぐらいレベルの高い絵が描かれているノート。

憧れました。こんな絵を描けたらな…と、それから絵を描き始めました。

今では暇な時にイラスト投稿サイトに自分の絵をアップしてみたり、開覧数が少しでも増えていたら喜んでみたりしている日々。

鉛筆やボールペン、色鉛筆に水彩など色々な画材に手を出してます。

随分前の絵を見返して、上手になっているのかもしれない!と自信を得ながら。

だけどやっぱり思い出すのは、あのノートの絵。

不思議に思って、母に「あのノート、誰の?」と聞いてみたところ、「私の」と直ぐ様返答が帰ってきて驚いたのが記憶に新しいです。

目標といっちゃあなんですが、いつか母の絵を越えたいと思っています。

まぁ、デッサンをもう一度見直さなければならないですが…。

ちなみに最近ハマっている画材は、水彩色筆。名前の通り、色のついた筆で、まるで水彩のように描ける画材です。

絵具を片付ける面倒も無いですし、水を溢して畳を汚してしまったりしませんから楽しいです。

色鉛筆だけで色を塗る場合、レジン用の粉も使えたりします。

背景の広い範囲を塗るときに、紙に少量粉を溢してティッシュでぽんぽんと広げていく。

成功したら結構綺麗で、細かく色が乗るので便利です。

失敗したら、一ヶ所粉を置いた場所だけ異様に色が濃いですが。。。

クロッキーも水に溶けてくれるので、結構使えたりしますね。

画材は探せば探すほど、「え、これ使えたりするんだ!?」と色々と驚きがあって楽しいです。

絵は下手でも、楽しんで描くのが一番です。